楽しくストレッチ!ストレッチポールの効果と特徴

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首や肩のコリの解消にはストレッチが有効とわかってはいるものの、体が疲れているとなかなか億劫なもの。そんなときに役立つのがストレッチポールです。ストレッチポールを使っての体ほぐしについて、その使い方や特徴をご紹介していきましょう。

ストレッチポールは、柔軟性を高めたり、運動後のクールダウンに利用したりと、もともとはスポーツ用に使われていたツールです。ですが、その手軽さや効果から、健康志向の人々にも活用が広まってきています。形は、直径約15cm×長さ1m弱の円柱であり、人の体にほどよい圧をかける硬さを持っています。

基本的なストレッチポールの使い方は、床に倒した状態にし、円柱と平行な向きで背中を乗せる姿勢から始まります。ポールの上に寝転がるだけで、自然と背骨周辺に圧がかかるので、筋肉をほぐすために激しい動作や無理をする必要がありません。ポールの転がりや重力を利用してストレッチを行えば、無理な姿勢を取ることもなく、楽に体をほぐすことができます。

ストレッチポールの基本的な姿勢と胸を開く運動

ストレッチポールに仰向けとなる姿勢は、それだけで体ほぐしとなります。体を安定させるために、足裏を床につけ、膝を立てた状態で、背中を預けるようにしましょう。ポールの心地よい圧を受けながら、体はバランスを取ろうとするため、自然と姿勢が調整されていきます。

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この基本の姿勢に慣れたら、コリをほぐすストレッチを行ってみましょう。

肩のコリの原因には、猫背の姿勢がその1つとして挙げられます。猫背の改善には、前かがみとなってこわばった胸の筋肉を開くストレッチが有効です。

ストレッチポールの上に転がる基本の姿勢を取り、腕を下げて、手の平を天井に向けます。肘と手の甲を床の面に触れたまま、胸と同じレベルまで移動させます。20~40秒のあいだ、ゆっくりと呼吸しましょう。

肩コリ改善のための肩甲骨をほぐすストレッチ

肩コリの改善には、肩甲骨をほぐすストレッチも効果的です。

同じくストレッチポールに仰向けになり、自然に下ろした位置で手の平を天井に向けます。両肘と手の甲が床に触れている状態を保ったまま、手の甲で床の上にくるくると小さな円を描きます。円の大きさは、500円玉程度のものでかまいません。右回りに回転させたら、次は逆方向に回しましょう。10~20回、回転の振動が肩甲骨に伝わるのを感じながら、行います。

今度は、肩甲骨の可動域を広げていきましょう。ストレッチポールの上で基本の姿勢を取り、両腕をゆっくりと天井に向けて持ち上げます。手の先を向けるのは、肩の真上ではなく、みぞおち上の方向を目安とします。これを10~15回繰り返します。

まとめ

ストレッチポールを利用した体ほぐしは、疲れた筋肉にも負担がかからず、自分のペースでできるのが特徴です。ポールの上でリラックスした姿勢を取り、楽しく続けられるストレッチで、疲れとコリを忘れる体を手に入れましょう。

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