朝から元気にアクティブな生活を送れたら、毎日が楽しくなりそうですよね。おいしい朝ごはんを作って食べたり、身支度にもう少し手間ひまをかけてみたり、読書や勉強の時間に充てたり、夢は膨らみます。そのためにはまず早朝ストレッチの習慣を取り入れて、目覚めのいい身体を作ってみましょう。
なぜストレッチで身体が目覚めるのでしょうか?
早朝ストレッチを行うと全身の筋肉がほぐれ、血の巡りも良くなるため基礎代謝アップの効果が期待できます。
基礎代謝が上がるメリットは、血のめぐりが良くなって頭の回転がスムーズになったり、体温が上がることで免疫力が高まったり、内臓の働きが活発になり消化や排泄がスムーズになったりと様々です。朝目覚めると腕や脚をグッと伸ばしたポーズを自然ととってしまう人も多いのではないでしょうか。
実はそれもストレッチの1種となっており、目覚めのストレッチは身体が本能的に求めているナチュラルな運動なんです。
効果的なストレッチはどれくらい続けるのがベスト?
ストレッチと言うと本格的な体勢で身体を伸ばすイメージを持たれますが、早朝ストレッチの場合はそこまで身構えなくても大丈夫です。目安としては1つのポーズを30秒以上、それだけでも筋肉や副交感神経が十分に刺激され、基礎代謝アップに繋がる有酸素運動へとシフトしていきます。ひとつの目安にしてみましょう。
しかし、寝起きに同じ姿勢を30秒保つことは簡単そうに見えて、実は慣れるまでは意外と大変に感じる人も多いはずです。はじめのうちは決して無理はせず、10秒3セットに区切ってストレッチするなど、無理のないペースでトライしてみてください。
無理をして伸ばしたストレッチは身体の負担にしかならず、万一の場合は怪我や故障にも繋がってしまうためです。
手軽にできるお勧めのストレッチ方法を5つピックアップ!
具体的にどんなストレッチ方法を試したらいいのか分からないという方のために、ポピュラーなポーズを5つ集めてみました。
・わき腹伸ばし
両腕をできる範囲で上に向かって持ち上げて背筋を伸ばした状態で、わき腹を意識しながらゆっくりと状態を左右に傾ける方法です。
・腕開き
両手を伸ばし左右に大きく開いた状態を取り、さらに息を吸いながら身体のラインより後ろに向かって開く方法です。
・胸開き
肘を曲げた状態で両腕を開き、息を吸いながら肩甲骨を内側に近づけるように肩と腕を後ろへ引く方法です。
・ランジ
左右の足を前後に軽く開き、前の足の膝は曲げて後ろの足は太ももの裏をしっかり伸ばすイメージで伸ばします。「之」のようなイメージで、足腰をしっかりストレッチする方法です。
・前屈
立ち姿勢で腰から上体を倒し、無理のない範囲で指先を足先に向かって伸ばす方法です。
まとめ
いきなり毎日、フルセットに取り組もうと張り切りすぎると3日坊主になってしまうかもしれません。まずは早起きできた日に、気に入ったストレッチを1、2個試すところからはじめてみましょう。できる範囲で続けているうちに早朝ストレッチの効果を心と身体で実感できるようになり、自然と回数や時間が増えていくようになるはずです。