かっこいいスポーツバイクを買ったのに、いつも近所のお決まりのコースを走っているだけ。そんなあなたに、少し遠出をして訪れたいサイクリングスポットをご紹介します。サイクリングの楽しさを味わえるだけでなく、目で見て感動し、風を感じて癒される、そんなサイクリングスポット5選です。
定番だけど、はずせない「しまなみ海道」
しまなみ海道のサイクリングロードは全長約70km。広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶルートです。北から南へ向かう場合、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島を通って今治に到着します。各島々はそれぞれ橋で結ばれており、この橋から見える瀬戸内の島々の風景は絶景です!
車が通行する道路とは少し違ったルートを通ることになりますが、サイクリングロードには案内板が完備されていますので、案内に従って走行してください。またそれぞれの島に観光スポットやそこでしか味わえない名産品などもありますので、
寄り道しながらのサイクリングもおすすめです。寄り道しながらですと1日で往復は厳しいので、片道だけにするか、またはレンタサイクルを利用して部分的に走ってみるのも良いでしょう。
出典:レンタサイクル料金・ターミナル情報 | サイクリング | SHIMAP しまなみ海道観光マップ
日本有数の観光地「上高地」
自然に触れたくなったら、長野県松本市の観光名所「上高地」を自転車で訪れてみるのはいかがでしょうか。上高地は年間200万人以上の観光客が訪れる景勝地です。環境保護のためにマイカーやバイクの乗り入れは禁じられており、観光客はバスかタクシーを利用することがほとんどです。
そんな大自然をお気に入りのロードバイクで滑走するのはとても気持ちがいいですよね。松本市街からスタートしてもいいですし、体力や時間のない方は自家用車が入れるところまで車で行くこともできます。上高地までの道のりは、トンネルを通行することが多いので、車両に気を付けて走りましょう。
途中、道の駅や白骨温泉で休憩をとることもできます。そして、最大の難所「釜トンネル」を抜けると大正池を通ってバスターミナルへと到着します。自転車はここまでですので、あとは徒歩で散策しましょう。
北海道を全身で味わえる「ジェットコースターの道」
北海道の美瑛と富良野の間くらいに位置する「ジェットコースターの道」をご存じですか?
こちらは、国道237号から横にそれたところから始まる全長約4kmの道です。なだらかなアップダウン、そして急な下り坂、急な登り坂、そしてまたゆるやかなアップダウンが続きます。
見渡す限りの田園風景の中をゆっくりとサイクリングしながら、時には立ち止まって風景を楽しんでみてください。
春夏秋、それぞれに風景が違い、何度でも訪れてみたくなります。北海道はどの道も幅が広く、通行する車も少なめで、サイクリングに適しているところが多いのが魅力です。時間や日数に応じて、北海道で無理のないサイクリングツアーを楽しんでください。
沖縄の海の上を走る「古宇利島・屋我地島コース」
古宇利島をスタートし古宇利大橋を走行、屋我地島を一周した後はワルミ大橋を通って今帰仁村へ。最後は諸志の海岸へ辿り着くというコースで、約14km、90分くらいで走れます。
ただ走るだけではつまらないので古宇利島では「古宇利オーシャンタワー」からエメラルドブルーに輝く沖縄の海やその向こうに見えるヤンバルの山並みを楽しみましょう。古宇利大橋は沖縄本島では最長、1,960mの橋です。海の上を風をきって走るのは爽快ですね。
ワルミ大橋のたもとには「橋の駅リカリカワルミ」がありますので眺望を楽しみながら休憩をとることもできます。周回コースではないので、時間や体力と相談して自分なりのコースアレンジをしてみてください。
富士五湖の中でも特におすすめ「河口湖」
富士五湖の中でも河口湖は、ほかの湖周辺に比べて観光施設も多く、サイクリングにもおすすめのコースです。湖畔1周は約20km、アップダウンが少なく、まだサイクリングに慣れてない方や、女性、子どもにもおすすめなので、家族みんなでサイクリングを楽しめます。
ルート上には美術館や大石公園など観光施設も点在しているので、休憩がてら観光も楽しめます。大石公園は「河口湖ハーブフェスティバル」の会場となっていて、ここからは、水面に映る「逆さ富士」を見ることが出来ます。河口湖周辺は6月~7月はラベンダーがあちらこちらで咲き誇り、その香りに癒されます。
出典:お知らせ | 富士河口湖 総合観光情報サイト
次の休日はサイクリングへ!
いつか訪れてみたい全国のサイクリングスポットを5つご紹介しました。気になるスポットはありましたか?お気に入りの自転車を車に積んで行くも良し、行った先で性能の良いロードバイクをレンタルするも良し。体力やスケジュールを考慮して無理のない予定を立て、ぜひサイクリングを楽しんでください。