子どもが小さい頃は運動能力もあまり発達していないため、ハードすぎる運動は適しているとは限りません。また、親子で一緒に楽しめるという観点からいっても、あまりにハードな運動はご両親にも負担がかかります。そこで、今回は小さな子連れでも無理なく遊べるスポーツをまとめました。すぐにでもスタート可能なスポーツもありますので、どうぞ参考にしてみてください!
幅広い世代間で人気上昇中のボルダリング!
2020年に開催される東京オリンピックではスポーツクライミングが正式種目になるなど、現在勢いのある屋内スポーツとなっているのがクライミング。その中でも、お手軽さで人気を博しているのがボルダリングです。
ボルダリングとは、壁に設置された石のような突起物を足場にして登っていく競技の一種であり、筋力や身体のバランス、また集中力なども鍛えられるスポーツです。全身をうまく使って登っていく楽しさが感じられるのはもちろん、先の展開を読む判断力も養えます。
床にはクッションが敷かれているのに加え、難易度が高いコースならハーネスを着用するため、まだ小さいお子様でも安全に楽しめる競技となっています。
パターゴルフでプロゴルファーを目指せ!
親子で楽しめるスポーツは数多くありますが、興じている親御さんのほうが熱中してしまうスポーツともいえるのがパターゴルフ。通常のゴルフは18ホールを回る体力が必要であったり、何種類ものクラブを使いわけ、遠くまでボールを飛ばす必要がありますが、パターゴルフならパットだけなのに加え、コースも長くないのでそれほど体力も必要ではありません。
パターゴルフは子どもの集中力が養えるだけでなく、ゴルフそのものに興味を持てば、本格的なゴルファーへと成長する可能性だってあります。若くして第一線で活躍するプロゴルファーの多くは、小さい頃からゴルフを楽しんでいた少年・少女たちが多かったため、1つのきっかけとしてパターゴルフで遊んでみるのも良いかもしれませんね。
親子ピラティスで子どもと一緒に健康に!
今、ママさんたちの間で密かなブームとなっているのが、お母さんお父さんとお子様がいっしょに行う親子ピラティスです。ピラティスとは、精神的なリラックスを目的としたヨガよりも肉体面の成長、健康的な身体づくりを目的とした運動の一種です。インナーマッスルや身体の骨格そのものを整え、親子一緒にバランスの良い身体づくりができるのです。
ピラティスはスポーツというほどハードではないため、ちょっとしたエクササイズ目的ではじめることもできます。とはいっても運動不足な人にとってはなかなかの運動量です。お子様と楽しくコミュニケーションを取りつつ健康になれるというのもポイントですね。
キャッチボールは親子スポーツの大定番?
父と子が一緒にするスポーツといえばやっぱり野球!……なんてイメージを、なんとなく抱いている人も多いのではないでしょうか?本格的な野球となるとあまり小さいお子様ではできませんが、ちょっとしたキャッチボールならばコミュニケーションを取りつつ楽しみながら遊ぶことができます。
または、親御さんがボールを下からひょいっと投げて、お子様はバットでそのボールを打つ、なんて遊びもスポーツとしての野球へのステップとしては良いでしょう。小さい子でも、あたっても痛くないゴム製のボールを使えば安心です。そのような遊びを通して野球に興味を持てば、地域の少年野球チームに入団する未来もあるかもしれませんね。
レンタルカートで子どもと一緒にレース体験!
スポーツはスポーツでも、お子さんと一緒にモータースポーツで遊んでみるのはいかがでしょうか?そこでおすすめなのが実際にコースに出て、レースを楽しめるレンタルカートです。
まだ自分で運転できない小さいお子様なら、親御さんと一緒のカートに乗ってコースを走る楽しみがありますし、小学校低学年~高学年くらいの年頃なら親子でコースに繰り出してレースという楽しみ方もできます。
ゴーカートやレンタルカートは遊園地などに併設されていますが、実は日本全国あらゆる都道府県に専門のサーキットは存在します。小さいお子様向けのキッズカートは安全性も高いため、安心して遊ぶことができるのもポイントですね。
幼少期からのスポーツ体験が子どもの可能性を開いてくれるかも!
今現在、世界の舞台で活躍するようなアスリートには、幼少期からそのスポーツをしていた、というパターンが少なくありません。1つのスポーツにこだわらず、色々なスポーツで一緒に遊んでみて、お子様が本当に楽しめるスポーツを見つけるための環境を整えてあげるのも親の務めかもしれませんね。