お悩み解決編「走り幅跳び 助走のコツ2」

スポンサーリンク

 お悩み解決編
「走り幅跳び 助走のコツ2」

今回は「走り幅跳び助走のコツ その2」です。
質問で多いのが、「助走合わせはどのようにしたら良いのか」です。
助走でしっかりとスピードを出して、踏み切り板でファールせずに前へ飛ぶことが基本ですが
その助走を合わせる為のコツを今回は小学生とシニアに分けてレッスンします。

「小学生」の助走のコツは、スタート地点から白い踏み切り板まで、自分に合わせた距離を
確認することです。踏み切り板からスタートする方向に向かって思い切り走り、二人一組になって
その相手に20歩目の所でマークを付けてもらいましょう。
そして、スタート側から走ってきて、白い踏み切り板に足が合っているのか確認してください。
その確認をする時は、必ず踏み切る足を白い踏み切り板の上に乗せた状態から走り始める事が大事です。

白い踏み切り板に自分のスピードを合わせて踏み切ってしまうと、マックスのスピードが
活かされない助走になってしまいます。スピードを出してそのまま踏み切れる状態を自ら
作らないと、助走はいつまでも合いません。自分の歩幅にあった助走の距離を確認して、
助走合わせをしましょう。

スポンサーリンク

「シニア」の助走のコツは、4つの流れを確認することです。
「押す」「加速」「ニュートラル(キープ)」「踏み切る」を出だしから最後までしっかり
意識することで、助走も安定して踏み切りやすいリズムが取れるようになります。

今回レッスンした助走合わせの練習は、白い踏み切り板がある幅跳びのピットでやるよりも
トラックでやったほうが、うまく助走のスピードも上がってリズムも取りやすくなります。
また、トラックで練習して、テストは幅跳びのピットで行う事を交互にやると、より一層
助走の安定につながるので、ぜひやってみてください。


【上記動画内猿山選手着用アイテム】
・ネックレス(colantotteワックルネックAIR)
・ブレスレット(colantotteループ クレスト プレミアム)
・ブレスレット(BANDELクロス ブレスレット)
・ブレスレット(BANDELライン ブレスレット)
・バングル(BANDELチタン バングル)

 

スポンサーリンク
Featured Video Play Icon
この記事が気に入ったらいいね!しよう
最新情報をお届けします。
動画あり陸上競技上達
この記事を書いた人
猿山力也
日本の男子陸上競技選手。専門は走幅跳。千葉県流山市出身。

日本人13人目の8mジャンパー(PB 8m05)
成田高校→日本大学→モンテローザ→プロ陸上選手・流山ホークアイ監督

2007年 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 優勝
2009年 東アジア競技大会 3位
2009年 日本陸上競技選手権大会 3位
2010年 アジア室内陸上競技大会 優勝
2010年 日本陸上競技選手権大会 2位
2010年 千葉国体 優勝
2011年 日本陸上競技選手権大会 2位
2011年 東日本実業団大会 優勝
2011年 アジア選手権大会 3位
2015年 日本陸上競技選手権大会 4位
2016年 日本陸上競技選手権大会 13位
2017年 日本陸上競技選手権大会 6位

猿山力也をフォローする
spopedia(スポペディア)