5分で分かるサッカーのルール解説|オフサイド・ファール等【初心者向け】

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サッカーに興味はあるけどルールがよくわからない、という方も多いでしょう。

この記事では、サッカーのプレー人数など基本的なことから、オフサイドなど少しわかりにくいファールのことまでご紹介いたします。

ぜひこの記事を読んでサッカーのルールを知れば、今までよりも楽しくサッカー観戦できること間違いなしです!

サッカーのプレー人数は?

サッカーは1チーム11人でするスポーツです。

スターティングメンバーとして試合開始からプレーできる11人以外に、交代選手として試合に出場できるベンチ入りできる選手と、スタンドで観戦しなければいけない登録選手がいます。

メンバー登録できる選手数とベンチ入りできる選手数は大会や国などによって異なります。

全ての大会や国での選手登録規定をご紹介するのは難しいので、今回はワールドカップの選手登録規定をご紹介いたします。

ワールドカップの選手登録規定

最初に予備登録選手35名が登録されます。

この予備登録選手の中から本登録の23名が選ばれます。

しかし、本登録メンバーが怪我などで大会に出場できなくなった場合、初戦開始24時間前までなら予備登録選手以外から補充することができます。

本登録23名のうち、ゴールキーパーは必ず3名選びます。

選手交代は3人まででしたが、2018年ロシアワールドカップではルール改正により、決勝トーナメントに入り延長戦になった場合は4人となりました。

本登録された選手23名は全員ベンチに入ることができます。

ちなみに、全国高校サッカー選手権のベンチ入りメンバーは9人、Jリーグでは7人と規定されています。

ポジションの役割

ポジション別に簡単に役割をご紹介いたします。

ゴールキーパー

ペナルティーエリア内に限り、唯一手を使うことが許されているポジションです。

相手のシュートを防ぐ役割を果たしていますが、最後方から攻撃の組み立てに参加することも求められる大切なポジションです。

ディフェンダー

相手の攻撃を防ぐ守備的なポジションですが、攻撃の組み立てやセンターリングなども求められるポジションです。

ミッドフィルダー

フォワードとディフェンダーの間で攻守ともに参加するポジションです。

ミッドフィルダーの中にも、攻撃や守備に重点を置くポジションがあります。

フォワード

どのポジションよりも得点することが求められるポジションです。

前線からの守備も求められますが、一番の役割は得点です。

試合の流れ

試合時間はそれぞれ異なります。

高校サッカーでは前半・後半各40分、前半と後半の間にあるハーフタイム10分

プロは前半・後半各45分でハーフタイム15分です。

延長戦について

後半が終了しても同点の場合は、そのまま引き分けになるか、前半・後半15分ずつの延長戦を行います。

延長戦の前半と後半の間にハーフタイムはなく、前半が終了したらすぐに後半が始まります。

延長戦でも勝負がつかなかった場合、PK戦で勝負を決めます。

PK戦は、各チーム5人ずつゴールラインから12ヤード(約10.97メートル)離れたペナルティスポットからシュートをします。

もし5人が蹴り終わっても勝負がつかない場合は、勝負がつくまで一人ずつPKを繰り返します。

注目されているルール改正

最近ルール改正された中で、試合に大きな影響を及ぼすものをピックアップしてご紹介いたします。

クーリングブレイク

酷暑の日は、熱中症対策のため体を冷やしたりドリンクを飲んだりできるクーリングブレイクが、前半30分・後半30分前後に約3分間設けられました。

ビデオ・アシスタント・レフェリー (Video Assistant Referee、略称VAR)

主審が判定に疑問を感じるような微妙なプレーは、ビデオで確認できるようになりました。

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ファール、ゴール、コーナーキックなど判定が難しい時に利用されます。

ただし、これは選手や監督からの希望で利用できず、あくまでも主審がビデオで確認したいときだけに利用できるシステムです。

アディショナルタイムとは?

アディショナルタイムとは、選手交代や負傷者のケアなどで浮いた時間のことで、前半・後半後に追加されます。

以前は、ロスタイム、空費された時間とさまざまな呼称でしたが、2010年に審判委員会によって「アディショナルタイム」と表現の統一が決まりました。

得点について

ボールがゴールラインを完全に超えた場合に得点が入ります。

空中でもグラウンド上でもゴールネットまで届いていなくても得点になります。

少しでもゴールラインにかかっていると得点は認められません。

勝ち点について

リーグ戦であれば、勝ったチームに勝ち点3、負けたチームには勝ち点0、引き分けた場合は両チームに勝ち点1が与えられます。

リーグ戦では、勝ち点が多いチームが優勝です。

一番多く勝ち点をあげたチームが2チーム以上いる場合は、得失点差が大きいチーム、総得点が多いチーム、総失点が少ないチームの順に優勝が決まります。

サッカーのファールについて

ファールの定義は規定されていますが、基準は審判の感覚によるところが大きいため、同じ行為をしてファールを取られる国と取られない国があります。

代表的なファールをご紹介いたします。

トリッピング

相手選手を引っかけてつまずかせたり倒したりする行為で、相手チームに直接フリーキックが与えられます。

足を引っかける場合だけではなく、ジャンプしている相手の下に入って倒そうとした場合もトリッピングを取られます。

オフサイド

パスを出した瞬間にパスを受ける選手と相手ゴールキーパーの間に相手選手がひとりもいない状況をいいます。

パスを受けなくてもオフサイドポジションにいればオフサイドを取られ、相手チームに間接フリーキックが与えられます。

プッシング

相手を手で押す行為で、相手チームに直接フリーキックが与えられます。

これは守備側だけではなく攻撃側も手で押したらファールを取られます。

ホールディング

相手の体やユニフォームを掴んで妨害する行為で、相手チームに直接フリーキックが与えられます。

ドリブルで抜かれた相手や、裏に抜けられそうになった相手にホールディングのファールをして止める場面をサッカーではよく見ます。

スピッティング

相手選手に唾を吐く行為で、相手チームに直接フリーキックが与えられます。

他のファールのように相手のプレーを止める行為ではなく、相手を侮辱する行為のため、スポーツマンシップに反するとしてカードを出されることが多いです。

ハンド

意図的に手または腕でボールに触る行為で、相手チームに直接フリーキックが与えられます。

偶然当たってしまった場合も、ハンドを取られることがあります。

そのためペナルティーエリア内では、手を後ろに回していたり体に付けていたりする選手が多くみられます。

タックル

ボールに触る前に相手選手の体に接触しボールを奪う行為で、相手チームに直接フリーキックが与えられます。

まとめ

サッカーには細かいルールが規定されていて、毎年のようにルールが少しずつ改正されています。

しかし、基本となるルール押さえていれば、改正されてもすぐに新しいルールを理解できます。

ルールがどのように適用されているのかを注目しながら観戦することは、また違ったサッカーの楽しみ方ができるでしょう!

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サッカー上達
この記事を書いた人
俵谷 龍佑

前職では、大手広告代理店にて百貨店や出版社のリスティング広告を担当。

前職で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。

執筆テーマは、睡眠、お茶、経営、マーケと幅広い。
現在はライターのみならず、音楽イベントコミュニティ「MUSICROWD」の運営、野草茶研究家など、多岐にわたる分野で活動中。

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