バスケの速攻は走るコースを意識し相手を圧倒するのがカギ!練習方法も

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相手のディフェンスが戻り切る前に攻めきる『速攻』は、プレイヤーにとっても楽しく、観ている方もワクワクするエキサイティングなプレイです。

相手を圧倒するそのスピード感に目がいきがちですが、速攻はその形や動き方が肝であるといっても過言ではありません。

今回は、きれいな速攻を成功させるための考え方や動き方についてご紹介します。

バスケの速攻とは?

バスケットにおける『速攻』とは、文字通り「速い攻め」のことを指し、英語では『ファストブレイク』と呼ばれます。

相手のディフェンスの準備ができる前に攻め込むため、イージーシュート(レイアップシュート)につながりやすい攻撃です。

速く走るだけでは失敗になりやすい

バスケの速攻では、すばやく相手ゴールに迫る「スピード」も重要ですが、味方の動きに合わせることも重要です。

やみくもに走るとパスが繋がらなかったり、ゴールの真下で詰まってしまうこともあるため、注意が必要です。

バスケの速攻(ファストブレイク)パターンを紹介

バスケの速攻フォーメーションには、ある程度決まった形が存在します。

それらを紹介していきましょう。

三線速攻

バスケットの速攻で最もよくあるパターンとして、「三線速攻」が挙げられます。

3人が横並びに走り、中央および左右どこからでもシュートに行くことができます。

攻撃の選択肢が多いため、ディフェンスを惑わせることができ、スペースも取りやすい形です。

ツーメン

文字通り2人で横並びに走る速攻パターンです。

三線速攻よりも選択肢は狭まりますが、人数が少ない分スピードが出やすく、さらにスペースを広く取ることができます。

バスケットのきつい練習の定番としても、「ツーメン」は広く知られています。

セカンドブレイク

セカンドブレイクとは、速攻時の第2陣目の攻撃です。

具体的には、パワーフォワードやセンターがツーメンや3線速攻のあとに飛び込むプレイです。

第1陣の速攻で空いたスペースに飛び込んだり、戻りの早い相手ガード陣に対して、インサイドプレイヤーを使って高さで勝るための戦術です。

バスケの速攻を出すコツとは

バスケットは短距離走を繰り返すため、速攻が生まれやすくもあり、潰れやすくもあるスポーツです。

そんなバスケで速攻を出すコツを紹介します。

走るコースが重要!「スペース」を意識しよう

速攻は、基本的に2対1や3対2などオフェンスの人数が多い場合に選択します。

その時にオフェンス同士の間隔が狭いと、ボールがほとんど動かないため、ディフェンスは大変守りやすくなります。

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したがって速攻では、味方同士のスペースをなるべく広く取るように走ります。

バスケの速攻では走るコースが大変重要になってきます。

レイアップシュートを狙おう

速攻の1番の目的は「フリーでレイアップ、もしくはゴール下のシュートを打つこと」です。

ジャンプシュートや3Pシュートは、優先順位としては低くなります。

そのため、いつボールがきてもレイアップにいけるような心の準備や、足の運びの準備をしましょう。

ディフェンスの動きを見て「後出し」ができれば、速攻は簡単

速攻で失敗になりやすいパターンは、ボールをもらった瞬間に次の動きを決めている時です。

完全にフリーでシュートに行ける時は問題ありませんが、それ以外の場合はディフェンスが予測しやすくなってしまいます。

スピードが少し遅くなってもいいので、ディフェンスの位置や動きに合わせてドリブルやパスの判断ができると、とてもかんたんに速攻が決まるようになるはずです。

チーム全員で出来る、バスケの速攻練習とは

さきほど紹介したように、バスケの試合でよく生まれる速攻の形としては2人や3人のものが多いですが、練習メニューとしては5人全員で出来るモノも存在します。

そんな速攻の練習方法を紹介していきます。

ど定番!スリーメン

片側のエンドラインからはじめ、両サイドラインに一人ずつゴール下に一人の3人でスタートします。

中央から方サイドにパスを出したら走りはじめ、もう一度中央にパスを戻し、次に逆サイドにパスを出したらレイアップシュートをします。

帰りは、パスを出した方向もしくはシュートを打った方向に人がずれて、同じようにパスを回しながら帰ってきます。

少し難易度の高い全員で出来る5(ファイブ)メン

スリーメンの中央と両サイドの間に一人ずつ追加して行うのが5メンです。

中央からボールはスタートし、右→左→右(大外)→左(大外)→中央の選手と回しレイアップシュートをします。

パスは手渡しパスで行います。

パスを貰う時は出し手の前を通り過ぎ、パスを出す時は受け手の後ろを通りましょう。

帰りは同じように帰ってくるか、シューターと最後2人のパサーがオフェンス、残り二人はディフェンスとして、3対2をしながら帰ってくるのもOKです。

まとめ

速攻時は走るスピードも大切ですが、なによりもディフェンスを惑わせるためのスペースの取り方や動き方が重要です。

自分がディフェンスだったらどのように動かれるとやりにくいか、どういう位置関係だとディフェンスしにくいかを考えてみると、最適な速攻の方法が見つかってくるはずです。

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バスケ上達
この記事を書いた人
俵谷 龍佑

前職では、大手広告代理店にて百貨店や出版社のリスティング広告を担当。

前職で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。

執筆テーマは、睡眠、お茶、経営、マーケと幅広い。
現在はライターのみならず、音楽イベントコミュニティ「MUSICROWD」の運営、野草茶研究家など、多岐にわたる分野で活動中。

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