プロバスケNBA選手の美技!動きを予測してノールックパスを出そう

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ダンクシュートや3Pなどのシュートにつながる華麗なパス。

特に『ノールックパス』は観るものをも圧倒させます。

基礎的なパス技術以外にも様々なスキルが必要になるノールックパスですが、身につければチームの勝利に貢献できる大きな武器となります。

そこで今回は、そんなノールックパスのコツや練習方法についてご紹介します。

バスケのノールックパスとは?

バスケのアシストに使われる技術「ノールックパス」とは、言葉そのままの意味で相手を見ないで出すパスを指します。

もちろん無鉄砲にパスを出していても成功しません。

チームメイトの動きを先読みしてパスを出すことで、初めてノールックパスは成功します。

ノールックパスはアシストになりやすい

ノールックパスは目線や顔の向きとは違う方向にパスが出るので、相手にとっては非常に読みづらいものになります。

したがって、ノーマークの味方にパスが出せればディフェンスはすぐに反応できず、そのままシュート成功(アシスト)につながりやすくなります。

プロバスケNBAではマジック・ジョンソンが先駆け的な存在

バスケットプロフェッショナルリーグのNBAでは、マジック・ジョンソンがノールックパスを駆使して活躍し、その名を全米中に轟かせました。

マジックのノールックパスは、目線や顔、さらには手のフェイクを織り交ぜた変幻自在のパスで、チームを何度も優勝に導きました。

NBAで「アシスト」といえば、未だに名前が挙がるレジェンドです。

意味のないノールックパスとは

ノールックパスは効果的なパスですが、使いどころやパスの質によっては、ほとんど意味のないパスになってしまうので注意しましょう。

パス先が完全にフリーな時

パス先が完全にフリーでヘルプディフェンスも来ない時は、より正確なパスが出せるように通常のパスを使いましょう。

あくまでも、ノールックパスは「フリーの状況を作るため」のパスです。

すでにフリーの選手には、安全にパスを通すことを最優先で考えましょう。

ノールックパスをするとパスが弱くなってしまう場合

ミスを恐れるあまり、ノールックパスの時に強くパスが出せない、力が入らなくなってしまうという場合は、まだ練習が足りません。

相手ディフェンスの反応が遅れた分、同じくパスが遅くなってしまうとあまり意味がなくなってしまいます。

高速なパスである必要はありませんが、人よりもスピードの遅いパスはあまり効果的ではありません。

バスケのノールックパスを上手く行うコツとは?

ノールックパスを成功させるには基本的なパススキルのほかに、「俯瞰(ボヤッと全体を見る)で見る力」と「予測能力」が必要となります。

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そんなバスケットのノールックパスのコツを詳しく解説していきましょう。

まずは通常のパスをきれいに出せるようにしよう

カッコイイからといってノールックパスから練習しても上手くいきません。

まずは、チェストパスやバウンズパス、オーバーヘッドパスなどを、狙ったところに強く出せるように練習しましょう。

目標としてはコートの横幅くらい離れている所から、受け手が足をほとんど動かさず取れるようなパスを出せるのが理想です。

俯瞰(ふかん)で見てみよう

基礎的なパスが上手く出せるようになったら、次は俯瞰(ふかん)でコート上の状況を把握できるようにしましょう。

俯瞰で見るためには視点を定めず、左右に意識を広げます。

俯瞰ではっきりと全員の顔が見える人も少ないと思うので、試合中は身体の向き(オフェンスであればリング方向に向いているはず)や、ユニフォームの色を把握できれば十分です。

動きを予想しよう

俯瞰ではっきりと見えない部分は、予測で補いましょう。

例えば、ボールを持っている自分にダブルチーム(1人に対して2人ディフェンス)が来たら、2人目のディフェンスが来た方向にフリーのチームメイトがいる、〇〇はコーナーが好きだからコーナーによくいる、などの予測を立てていきます。

バスケで「良いパサー」と呼ばれる選手は、正確で早い予測能力を持っています。

パスを出す瞬間だけ顔を逆に振るのも効果あり

「パスを出す時だけ」ノールックにするだけでも十分効果があります。

人間はどうしても顔の向きに反応してしまうため、確実にディフェンスの反応を遅らせることができます。

これなら、習得の難易度もぐっと下がり、比較的すぐにノールックパスをマスターすることができるでしょう。

NBA選手のようなノールックパスを習得するためには?

NBA選手のように、ノールックパスを自在に出せるようになるための練習方法を紹介していきます。

どんな技術もまずは基礎からです。

2人組の後出しパス

2人組となり、先攻および後攻を決めます。

先攻が先にパスを出し、バウンドの場合は通常のパス、通常のパスだった場合はバウンドパスを、瞬時に判断して出していきます(常にパスが上下を行き来する)。

パスを出すための判断やキャッチする時の俯瞰が鍛えられます。

慣れてきたら走りながら行うようにしましょう。

速攻2対1

エンドラインから2人組でパスを交換していき、ハーフラインで折り返して、待ち構えているディフェンスと2対1を行います。

試合中に良く起こるシチュエーションであり、ディフェンスとの駆け引きが重要です。

いろいろなパスフェイクやノールックパスを使って、ディフェンスを迷わせましょう。

まとめ

ノールックパスは、一長一短で身につくような技術ではありませんが、その分極めて効果的な技術です。

ポイントは「俯瞰」と「予測」

バスケットの動きを勉強し、頭の中で選手たちの動きをイメージできるように練習していきましょう。

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バスケ上達
この記事を書いた人
俵谷 龍佑

前職では、大手広告代理店にて百貨店や出版社のリスティング広告を担当。

前職で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。

執筆テーマは、睡眠、お茶、経営、マーケと幅広い。
現在はライターのみならず、音楽イベントコミュニティ「MUSICROWD」の運営、野草茶研究家など、多岐にわたる分野で活動中。

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