バッシュの種類って?選び方や有名バッシュメーカー毎の特徴について

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バスケットボールで欠かせないのがバスケットボールシューズ(バッシュ)です。

自分に合っていないバッシュを履いてしまうと、足を痛める、思い通りのプレイができないなど、バスケには欠かせない道具の一つ。

このコラムでは、バッシュの種類、バッシュの選び方、メーカーごとのバッシュの違い・特徴についてご紹介します。

バスケットボールシューズ(バッシュ)とは?

バッシュとは?

バスケットボールのプレイ時に発生する跳躍・切り返し等の衝撃を吸収するために靴底部分が厚く、また靴底付近にエアバッグ状の機構が用いられた作りになっています。

激しい動きで指先・爪などを傷つけないよう、少し余裕を持ったサイズを選ぶのが良いとされています。

バッシュの種類ですが、経験年数やポジション別など明確にカテゴリ分けされていません。基本的には、自分に合ったサイズや素材、重量、色のバッシュを選ぶ形になります。

バッシュの各部位の名称

バッシュの各部位には、特有の名称が存在します。

バッシュの特徴や形状を理解し、自分に合ったバッシュを選べるように、下記に書いた名称を覚えておきましょう。

  • アグレット・・・靴紐先端を覆っているプラスチック部分
  • タン・・・足の甲にある泥除け部分。ベロ、シューホールタンとも。
  • シューレス・・・靴紐のこと。
  • シューホール・・・靴紐を通す穴。
  • ライニング・・・かかと後ろにあるかかとを保護する部分
  • トゥ・・・つまさき部分
  • ヒール・・・かかと部分
  • アッパー・・・靴の甲部分
  • ミッドソール・・・アッパーとアウトソールに挟まれた層のこと。
  • アウトソール・・・地面に接地する靴裏
  • インソール・・・靴の中底。カップインソールとも。

運動靴とバッシュの機能性の違いとは?代用はできる?

上でも書いたように、バッシュと運動靴の最大の違いは靴底です。

急な切り返しや踏み込みを想定して作られているため、靴底が厚く固い形状になっています。

初心者の方は、バッシュを買わず、自宅にある室内用の運動靴やスニーカーを使ってしまいがちですが、膝や足首などに来る衝撃が大きく、足を痛める原因になります。

最初からお金がかかるからと躊躇わず購入しましょう。

ポジション別に紹介!バッシュの選び方

バッシュを選ぶ時は、自分のポジションを基準にすると良いとされています。。ここでは、バスケのポジション別のバッシュの選び方を紹介します。

ポイントガード

チームの司令塔的役割を果たすポイントガードにおすすめのバッシュは、軽量性かつ反発性、着地感のあるバッシュです。

ポイントガードは、攻守ともに参加するため、バランスのとれたバッシュを選ぶと良いです。

シューティングガード

スリーポイントシュートを打つ他に、ポイントガードの補助を行う大切な役割。

ポイントガード同様、軽量性かつ柔軟性に富んだバッシュがおすすめです。

スモールフォワード

得点を取ること役割が中心ですが、比較的自由度の高いポジションで多くの役割を担うこともあります。

そのため、ポイントガード同様に軽量性かつ反発性に富んでいて、バランスのとれたバッシュを選ぶと良いです。

パワーフォワード

リバウンドやブロックなど、体を張った当たりの強いプレイが求められるため、着地の安定感、耐久性に優れたバッシュがおすすめです。

センター

パワーフォワード同様に、ゴールした付近で体を張ったプレイをすることが多いため、足元の安定感がキーになります。

クッション性・耐久性が高いバッシュがおすすめです。

バスケットボールの役割は、完全に区別されているわけではなく、お互いカバーし合うものであるため、ここに書いたものはあくまで目安です。

自分のプレイスタイルやポジションを加味しながら、どんなバッシュが適しているか考えると良いでしょう。

メーカーごとのバッシュの特徴と有名大手メーカー一覧

バッシュは、メーカーによってそれぞれ特徴があります。ここでは、有名大手メーカーの各特徴をまとめてみました。

NIKEのバッシュの特徴

バッシュに様々な種類がある中で、TOPの認知度を誇るのがNIKE。

シグネチャーモデルなど多く販売されており人気が高いですが、アメリカ人の足型に合わせたバッシュが多いです。

アシックスなど国産メーカーに比べると、バッシュの幅が狭く、日本人の足に適していません。

耐久性には劣るものの、デザイン性・クッション性に優れています。

アシックス(ASICS)のバッシュの特徴

アシックス(ASICS)は国産のバッシュということもあり、幅広の足を持つ日本人に適した種類・モデルが多いです。

グリップも強く、ソールも日本人向けで柔らかいです。

特に通気性に優れています。ただし、NIKEやAND1などと比べると、デザイン性に劣ります。

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adidasのバッシュの特徴

「adiPRENE」という独自のクッション技術を武器に、多くの有名選手をスポンサーに抱えています。

軽量性、通気性にも優れています。

近年では、日本人の足に合うバッシュも登場しており、人気が高まっています。

UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)のバッシュの特徴

UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)は、非常に軽量でクッション性に優れています。

ただし、他のメーカーに比べると耐久性が劣るのが難点。

アンドワン(AND1)のバッシュの特徴

アンドワン(AND1)は、元々ストリートバスケをコンセプトにしたブランドのため、デザイン性に優れています。

耐久性は他のブランドと比較すると劣ります。

ミズノのバッシュの特徴

アシックス同様、国産メーカーのため、フィットしやすいバッシュが多いです。

軽量性、クッション性、グリップ全てにおいてバランスがとれています。

有名大手ブランド毎に特徴を大まかにまとめました。

ブランドの中でも、色んなタイプのバッシュがあるので、まずは実際に店頭で履いて確かめてみることが大切です。

まとめ

バッシュは、今日紹介したポジション別、メーカー別の特徴だけでなく、自分の足の形状、好みの履き心地、デザインなどを加味して選ぶと良いでしょう。

バッシュは、プレイの質を左右する大切なグッズ。

きちんと怪我しないように選んでいきましょう!

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バスケ上達
この記事を書いた人
俵谷 龍佑

前職では、大手広告代理店にて百貨店や出版社のリスティング広告を担当。

前職で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。

執筆テーマは、睡眠、お茶、経営、マーケと幅広い。
現在はライターのみならず、音楽イベントコミュニティ「MUSICROWD」の運営、野草茶研究家など、多岐にわたる分野で活動中。

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