知りたい! 子供達に人気のミニバスってどんな球技なの?

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ミニバスケットボールのルールは、一般的なバスケットボールと何が違うのでしょうか?これからミニバスを始めたいと思っている人や、ミニバスを行っている子供の両親は、ルールの違いを知っておきたいところです。今回はミニバスのルールの基本についてご紹介していきます。

ミニバスケットボールは通称「ミニバス」とも呼ばれる競技で、11歳以下によって行われるバスケットボールの競技のことを指します。日本の場合は12歳以下が行っており、すなわち小学生以下の子供が行うバスケットボールの種類ということになります。
日本独自の競技ではなく、国際的にも認められた競技であり、国際バスケットボール連盟のうちのミニバスケットボール部門が管轄しています。中学生以上が行う普通のバスケットボールとは一部ルールが異なっており、子供でも取り組みやすいように工夫されています。

ミニバスケットボールの基本!使うボールはどう違うの?

ミニバスケットボールでは、中学生以上が対象の一般的なバスケットボールとは一部ルールが異なっています。まず、中学の男子バスケや高校の女子バスケでは6号のボール、高校以上の男子では7号のボールを使うのに対し、ミニバスでは一回り小さいサイズの5号を使います。子供の手でもボールが扱いやすいように配慮されているのです。

さらに、大人のバスケットボールでは濃い茶色の皮製ボールを使うのに対し、子供のミニバスケットボールではオレンジ色のゴム製ボールを使うことも特徴です。子供の筋力に合わせて小さなボールで競技ができるよう工夫されています。

ミニバスとバスケットボール、ルールの違いとは?

通常のバスケットボールとミニバスケットボールではルールが一部異なっています。まず、通常のバスケではバックパスができるのに対し、ミニバスではバックパスは行いません。試合時間も短めであり、大人のバスケと比べて持久力や集中力の持続がそれほど要求されないようなルールになっています。

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得点の面では、ミニバスでは3ポイントのシュートができないため、逆転がしにくいようになっています。3ポイントシュートのラインはゴールの中央から6.75mのところにあり、小学生以下の子供では筋力の面でも難しさがあることからルールには含まれていません。子供の能力に合わせるようにルールが一部異なっていることが特徴です。

コートの違いはあるの?ミニバスのコートはやや狭め

ミニバスケットボールでは、普通のバスケと比べてコートが狭く設定されています。バスケでは28m×15mのコートであるのに対し、ミニバスでは22m×12mとコンパクトな設定になっています。バスケのコートはミニバスと比べて1.6倍に設定されていることから、中学生以上のバスケではそれだけ体力や持久力が求められることになります。
さらに、ゴールの高さにも違いがあり、ミニバスではバスケよりも45cmゴールリングの高さが低くなっていることも特徴です。低いとはいっても260cmの高さにリングがあるため、ミニバスのプレイヤーもシュートの練習は欠かせません。大人と子供では当然身長も違うため、それに合わせてゴールの高さにも配慮されているのです。

ミニバスではメンバーも違う! 最低10人の選手が必要となる

ミニバスケットボールでは、競技に参加する必要のある選手の数にも違いがあります。バスケットボールではスタート時に最低5名の選手がいれば良いですが、ミニバスでは10名の選手が必要になります。5人が選手で、残りの5人が交代要員としてスタンバイすることになります。
メンバーとなっている全員が最低で1クォーター以上、試合に出場することが必須となります。さらに、交代要員を含むすべての選手が2クォーターを超えて出場してはいけないというルールもあるため、どのクォーターでどの選手を出場させるかというタイミングの判断も重要となります。

いかがでしたか。このようにミニバスケットでは、小学生以下の子供が楽しめるようにルールに様々な配慮がされています。子供の身長や体力、持久力に合わせてコートや試合時間が短くなっているなど、負担が軽減されているのが最大の特徴です。これからミニバスを始める人や、始めて間もない人は、基本的なルールの違いをおさえておきましょう。

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