まずは自分のフォームの見直しから!バスケのスリーポイントシュート上達法

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スリーポイントシュートは、大きい選手ばかりが有利だったころ、小さい選手でも活躍できるようにと作られた画期的なルールでした。

そんな3ポイントシュートですが、いまやパワーフォワードやセンターなどのビッグマンにも求められるシュートになってきています。

今回は現代のバスケにおいてぜひ身に付けたいスリーポイントシュートの概要、コツや上達法をご紹介していきます。

バスケの3(スリー)ポイントシュートとは?

バスケットのスリーポイントシュートとは、3Pラインと呼ばれる線の外側から放たれるシュートで、決まると文字通り3点を獲得できます。

ちなみに、ジャンプ後にラインの内側に着地しても3Pとみなされます。

また、3ポイントシュート中のファウルに対しては、フリースローが3本与えられます。

大きい選手に対抗するため作られた

もともとバスケットの性質上、背の高い選手やジャンプ力が高い選手が有利でした。

そんな中、背の低い選手でも活躍できるようにと、3ポイントシュートのルールが生まれました。

近年では誰にでも求められるスキル

バスケットの戦術が高度になってきている今、3ポイントシュートは身長の高いセンターの選手にも求められるようになってきてます。

3ポイントシュートがあればディフェンスは外側に引き寄せられ、リング付近のスペースを空けることができるからです。

成功率40%を超えれば素晴らしいシューター

世界最高峰のNBA選手でも、3ポイントシュートの成功確率が40%を超えていれば良いとされています。

シュートが非常に上手い選手の証に「50-40‐90」というものがあり、NBAでも今までに7人しかいません。

ちなみに、この40という数字は3ポイントシュートの成功率40%以上ということを表しています。

バスケのスリーポイントシュート上達のコツとは

スリーポイント上達のコツとは

スリーポイントシュートはその距離の長さから、最初のうちはなかなか成功せず、ましてや届かないこともあるでしょう。

しかし焦ってはいけません。

自分に合ったフォームを身につければ、いずれ飛距離も成功確率も上がっていきます。

まずは自分に合うフォームを確立しよう

シュートフォームの基本は、ボール・肘・膝が一直線になることです。

直線にすることによって足からの力が上手く伝わるようになります。

しかし、自分の打ちやすいフォームと大きく異なるようであれば、今までのフォームを続けるのもよいと思います。

通常は、ジャンプシュートと同じフォームで打てるのが理想です。

自分に合ったフォームで身体の力を上手くボールに伝えられるようになれば、女子・男子問わず3Pシュートができるようになります。

最も大切なのは膝の使い方

シュートの飛距離や安定性に欠かせないのが「膝」です。

膝を90度近くまでしっかりと曲げてなめらかに力を伝えることができればシュートの確率は上がります。

シュートが入らない時は膝が曲がっていないか、力が上手く伝わってないかのどちらかです。

手首も重要なファクター

手首の返りもシュートには大切です。

手首のスナップを効かせ、斜め45度に向かってボールを押し出しましょう。

バックスピンがかかると、空気抵抗が減って飛距離が出やすいことと、ボールの跳ね返りが少なくなってリングに入りやすくなります。

毎回、3Pラインを目で確認するのはやめよう

「3Pラインを気にして目で確認してしまう」という方もいるかもしれませんが、やめましょう。

ラインを確認していると、シュートモーションに入るのが遅れたり、目線があちこちに飛んだりしてシュートの成功率が落ちてしまいます。

ラインは感覚で覚えるようにして、万が一踏んでしまったら、次のシュートから少し後ろに下がるように意識すればOKです。

3ポイントがそれでも入らない!さらに意識すべきポイント

先ほどの上達のコツを参考にしてもスリーポイントシュートが入らない場合は、下記のことを意識してみましょう!

パスキャッチは丁寧に

シュートが上手い選手というのは、パスをキャッチする能力も高い傾向にあります。

強いパスや横ズレしたパスも、足をしっかりと使ってステップを踏むと体勢が安定します。

逆に突っ立ったままパスを受けてシュートを打とうとすると、体勢が崩れてしまいます。

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自分だけのリズムを掴もう

シュートというのは「リズム」が大事です。

パスをもらって、シュート体勢に入って、ジャンプしてシュート……。

自分なりのリズムを掴めると、自分のシュートに集中しやすくなり、結果的に成功確率も上がっていきます。

外れたシュートを分析しよう

もし、シュートが左右にずれて外れることが多いなら、リングに対して向かっていくように飛んでみましょう。

そうすることによって、前方にシュートが飛びやすくなります。

前後にずれている場合、手前に当たっているならリングの奥側を、奥に当たっているならリングの手前側を見て打つようにしましょう。

スリーポイントシュート上達のための練習法

最後に、スリーポイントシュートに大切な「飛距離」と「シュートの安定さ」をアップさせる練習方法をご紹介します。

シュートが簡単に飛ぶタイミングを掴む練習

ゴールから近い位置で、縄とびのようにピョンピョン飛びながらシュートを打っていきます。

何本かシュートを打っていると、飛距離が出る時と出ない時の差がわかると思います。

この飛距離が出た時の感覚を掴むための練習です。

シュートの飛距離を伸ばすための筋トレ

【腕の筋トレ】シュートフォームの格好を取り、頭の後ろでダンベルを両手で持ちます。そして頭の上までダンベルを持ち上げて、またゆっくりと頭の後ろに戻します。これを繰り返していきます。

【手首の筋トレ】腕を、椅子や台の上に乗せてダンベルを持ちます。手首の力だけでダンベルを上下に動かしていきます。

※ダンベルが家にない方は、2Lや500mlのペットボトルで代用してください。

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2人or3人一組のシュート練習

2人の場合はシューターとリバウンド兼パサー、3人の場合はシューター、リバウンダー、パサーに別れて行いましょう。

慣れてきたら、シュートを打つ時にドリブルや動きを入れてみたり、目の前にディフェンスがいるように想像してシュートを打ちましょう。

まとめ

スリーポイントシュートを上達させるためには、自分に合ったフォームや膝の使い方をしっかりと覚え、身体を安定させてボールに上手く力を伝えることが重要です。

反復練習をして身体に動きを染み込ませ、試合でも練習でも同じような動きができるように鍛えていきましょう。

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バスケ上達
この記事を書いた人
俵谷 龍佑

前職では、大手広告代理店にて百貨店や出版社のリスティング広告を担当。

前職で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。

執筆テーマは、睡眠、お茶、経営、マーケと幅広い。
現在はライターのみならず、音楽イベントコミュニティ「MUSICROWD」の運営、野草茶研究家など、多岐にわたる分野で活動中。

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