筋肉痛になったら見て欲しい正しい処置の仕方について

筋肉痛は従来、疲労物質の蓄積によるものだと考えられてきましたが、現在では、筋肉が運動によって損傷し、回復していく過程で起こるという説が一般的です。
痛みは時間とともに消失していきますが、できるだけ早く治したいとお考えの方も多いでしょう。
そのためにはどのように処置すればよいのでしょうか？

運動直後はアイシングし炎症が収まった後に温める

ハードな運動で筋肉を酷使すると、損傷が大きく炎症を起こすこともあります。筋肉で起こった炎症を和らげるにはアイシングが有効です。冷やすことで痛みを感じにくくなるというメリットもあります。
運動をした当日や熱感がある場合には冷やして炎症を取り、そのあとは、血行を改善するために温めるなど、痛みの状態をよく見て、処置を行いましょう。

軽いストレッチやマッサージなどを取り入れる

筋肉痛を治すためには、炎症が収まっている場合には軽く身体を動かして血行をよくすることも効果的です。
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を無理のない範囲で始めましょう。
また、筋肉痛にはマッサージも効果があります。スポーツでの筋肉疲労の改善を目的としたマッサージオイル「O2クラフト」も人気がありますので、活用してみるのもおすすめです。

回復に役立つタンパク質や亜鉛、ビタミンB1を摂取する

運動をすると筋肉や脂肪が分解されエネルギーとして使用されます。筋肉の損傷を回復させるにはタンパク質が必要ですので、食事で補給するよう心がけましょう。
また、亜鉛やビタミンB1は乳酸を分解するはたらきがあるため、身体の疲労回復に効果的です。運動の後にはこれらを積極的に摂るようにしましょう。

まとめ

筋肉痛が起こるのは運動で筋肉をしっかり使った証拠でもあるため、悪い事ではありません。
ただし筋肉痛のまま、さらに運動をするのは筋肉に負担がかかります。正しい処置方法をマスターして、できるだけ早く回復させましょう。