自転車通勤族を目指す前に。知っておきたい自転車通勤のメリットデメリット

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2011年の震災をきっかけに増加したといわれる自転車通勤族。自転車通勤には私たちがハマる魅力がある反面、自転車ならではのデメリットも忘れてはいけません。メリットとデメリットを知りつつ、自転車通勤を考えてみてはいかがでしょうか。

自転車通勤の醍醐味といえば、自転車に乗ることで運動になり、朝から頭がスッキリして、仕事に取りかかれるということです。以前は寝坊してギリギリに出社していた人でも、自転車通勤に切り変えることで早起きになるなど、健康的な面でのメリットを感じている人もいます。朝から仕事がはかどれば、1日の気分も良くなりますね。毎日、パフォーマンスの良い仕事ができればゆくゆくは、お給料のアップにつながることもあるかもしれません。

自転車に乗るだけで仕事面も健康面も改善し、何事にも前向きに取り組むことができるのであれば、サラリーマンとしてこの上ない喜びになるでしょう。自転車は通勤の手段としてだけではなく、自分に起こるメリットがいち早く実感できるという点が、多くの人が魅了されるポイントなのです。

メリット②渋滞や通勤ラッシュのストレスから解放

自転車通勤であれば交通渋滞や、電車の通勤ラッシュから無縁の生活になります。交通ルールを守る必要はありますが、ちょっとした抜け道や裏通りなどを通っていけば、比較的混雑しない道を選んで通勤することができるため、会社に着くまでのストレスが少ない、というメリットがあります。
都内であれば、混雑する通勤時間帯は車よりも自転車のほうが早いことも。また、普段とは違うルートを通るため、電車通勤ではわからなかった雑貨屋さんや本屋さんなどを見つける楽しみもありますね。
通勤のストレスが少ないため、仕事にも良い影響が出るという好ましい循環が、自転車通勤族を魅了しているのでしょう。また自分でいろいろと動けるため、公共交通機関が使えない震災時など、いざという時も安心です。

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デメリット①天気予報や体調などに左右される

自転車通勤族がまず気になるのは、天気です。梅雨など雨の多い時期は、なかなか乗ることができません。また、朝は晴れていても帰宅時に天気が急変する時もあります。もちろん雨対策も万全にして出かけるかもしれませんが、安全面から考えると、できれば天候の良い時に乗るほうが望ましいでしょう。

このように自転車通勤は、天候に左右されるデメリットがあります。また、残業続きなどで身体が疲れているときは、自転車通勤を負担に感じることもあります。天候や自分の体調、仕事の状況をよくよく見極めてから、出発することも大切ですね。いろいろな状況に万全に備えなければ、せっかくの自転車通勤も台無しです。

デメリット②万が一の事故、通勤災害対象外になることも

車道を走る以上、事故というリスクはいつでもついてまわります。自動車、歩行者、自転車同士など相手がいる事故や、ハンドルミスなどの自分の責任による事故があります。また、自転車通勤は交通費支給のルール違反になったり、交通事故にあったときの通勤災害対象外になるケースも。

電車など公共交通機関を使って通勤していた人の場合、自転車通勤に変更しても、会社に申し出をせず通勤費をそのまま受け取っていると、ルール違反になってしまうことが少なくありません。

さらに、交通事故が起こった場合、それが一般的な通勤経路から外れていると、通勤途上の事故と認められないことがあります。帰宅時の寄り道や習い事など、自由にコースを選べる自転車通勤だからこそ、通勤中の事故と判断されないケースが多いので要注意です。

交通事故を起こしてしまった場合、損害賠償が発生するような事態に発展してしまうケースも少なくありません。自転車通勤には、こうしたリスクがあることも知っておきましょう。

安全を第一に考えて快適な自転車通勤を!

安全に通勤することが基本です。正しく乗っていれば、通勤のストレスも軽減でき、朝から仕事がはかどるというメリットがあります。自転車は通勤手段のみならず、仕事だけでは味わえない面白さもあります。運動不足解消にもおすすめですね。

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