ランニングや球技などの各スポーツの前にも必ず行うストレッチ。
身体のパフォーマンス性能をあげたり、柔軟性を維持するためにも大切なトレーニングの一つです。
ストレッチは1回や2回行っただけではなかなか効果は現われません。
トレーニングに合わせたストレッチを適切な回数行うことで、初めて効果が期待できるのです。
今回はそんなストレッチの基本知識である必要な回数や頻度などをご紹介します。
ストレッチは主に筋肉を収縮させることで行うトレーニングの一種です。
筋肉に刺激を与えて鍛えるだけでなく、柔軟性をあげるので体の柔らかさを強化できます。
ストレッチによる筋肉の増量は、ダンベルなどを用いたウェイトトレーニングほどではありませんが、ある程度まで筋肉を鍛えていけます。
他にもストレッチの方法によっては骨格周辺にあるインナーマッスルを強化できるので、女性のトレーニング方法としてもぴったりです。
そしてストレッチは他のトレーニングとは違い、息を切らしたり体力を奪われることが少ないので、運動が苦手な方でも取り入れやすいのが特徴です。
ストレッチの頻度は週何回?毎日した方がいい?
そんなお手軽なストレッチですが、好きな回数をこなすだけでは、あまり効果は期待できません。
まずはストレッチを行う上での頻度を確認しましょう。
本来筋肉に強い負荷を与えるトレーニングは、2~3日おきに実践しましょう。
しかしストレッチは筋肉の負荷も少ないので、できる方は毎日行っても良いでしょう。
これは実践するストレッチの種類にもよりますが、2~3種類のものを毎日行うのが理想的です。
そうすればトレーニングすることが生活リズムに取り入れられるので、徐々になじんでいくことでしょう。
例えば、朝起きてすぐにストレッチを行ったり、寝る前に取り入れていくのも良いです。
もっとも効果的なのは食事までなので、夕食の前に行うのも良いでしょう。
ストレッチに最適な回数は?
次にストレッチを効果的に行える回数についてです。
ストレッチは基本的に10回をワンセットとして考えます。
これは回数をこなすタイプのストレッチに限りますが、姿勢を固定するタイプのものは基本30秒間をキープします。
そしてこのワンセットを2~3セット繰り返すことで、効率良く筋肉が強化していきます。
このストレッチを行う際には、呼吸法も一緒に行うのがさらに効果的です。
例えば筋肉を収縮する場合は息を吐き、伸ばす場合は息を吸います。
呼吸とともに筋肉を動かすことで、しっかり筋肉にアプローチできさらなるストレッチ性をあげていけます。
そして10回のストレッチを終えたら、1~2分ほど休憩をはさんで次のワンセットへ移行します。
これをインターバルといい、ワンセットで酷使した筋肉を少しだけ休ませ、次のストレッチもパワフルに実践できるようにしていきます。
まとめ
ストレッチの回数や頻度は、はじめのうちからたくさん行うのではなく、少しずつ取り入れるのがおすすめです。
ストレッチを日常化することで、生活における動きからスポーツのパフォーマンスもあがるので、1種類でも行っていくのが大切です。