意外に脂肪燃焼してる?ストレッチの消費カロリーの目安について

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「カロリーを消費しよう!」と思った時、あなたはどんな運動を選びますか?ジョギング?筋トレ?それとも水泳?どれも有効ですが、準備運動として大切なストレッチだって、立派な運動のひとつ。カロリーだって消費しますし、脂肪燃焼にも役立ってくれます。今回はそんなストレッチの効果についてご紹介します。

ストレッチとは、身体の筋肉をひっぱって伸ばすことをいいます。15分間ストレッチを行った場合の消費カロリーは、40代の男性であれば48kcal、女性なら37kcal程度。ウォーキングよりは多く、ヨガよりは少ない数値になります。そして食べ物でいえば、ちょうどみかん1個分程度のカロリーに相当します。
確かにカロリーを消費できてはいるのですが、ストレッチのみでは大量にカロリーを消費できるとは言い難いですよね。

ストレッチが脂肪燃焼に効果的な理由

しかしストレッチ自体の消費カロリーが少なくても、ストレッチには基礎代謝を上げて脂肪燃焼を促進してくれる効果があります。基礎代謝とは、特に何もしていなくても生活しているだけで消費するエネルギーのこと。
なんと1日の全消費カロリーのうち、おそよ70%がこの基礎代謝として消費されているといわれています。ストレッチを行うと身体の筋肉が刺激されて、この基礎代謝がアップします。そのため、ストレッチ自体の消費カロリーが少なくても、1日を通しての消費カロリーを上げてくれる効果があるのです。

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おすすめのストレッチ方法

運動前には「動的ストレッチ」

ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチがあります。運動をする前に身体を暖めて、基礎代謝をアップするとともに怪我の防止にもなるのが動的ストレッチです。これはリズミカルに筋肉を動かすことで、足や腕などの関節の動く幅を広げることを目的とします。運動前のウォーキングや軽いランニング、そしてラジオ体操などが動的ストレッチに該当します。

運動後や寝る前には「静的ストレッチ」

ストレッチと聞くと、一般的に思い浮かべる人が多いのがこの静的ストレッチです。身体の力を抜き、じわーっと筋肉を伸ばした状態で数十秒静止する方法で行います。運動後のクールダウンや、寝る前に身体の緊張をとるのに適しており、身体の疲労回復やストレス解消、リラックスに役立ちます。

まとめ

脂肪は燃焼したいけど、激しい運動はできない…という人にもストレッチはオススメです。ストレッチの効果は脂肪燃焼をアップするだけでなく、基礎代謝を上げることで血流もよくなり身体の調子を整えてくれます。運動前や寝る前など、シーン別にストレッチを使い分けて、上手にカロリーを消費してくださいね。

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