スマホ首になってない?首ストレッチのやり方とポイント

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連絡や検索に便利なアイテム、スマホ。今や使用しない日はないと言っていいほど身近な存在です。ですが、スマホをのぞき込む姿勢には首に大きな負担がかかります。気づかないうちに、見た目にも健康にもよくない「スマホ首」となっていませんか?姿勢を改善してコリをほぐす、首ストレッチについてご紹介します。

人間の頭の重さは約5~6kg。バランスよく肩の上に乗っていればともかく、手元の小さな画面をのぞき込んで前かがみ姿勢をとっていれば、当然首回りや肩の筋肉は不自然な状態に引っ張られています。そんな姿勢を続けていると、筋肉も凝り固まってしまうことに。体に悪影響が出る前に、首回りをほぐすストレッチを行いましょう。

首周辺の筋肉をほぐすためには、まず首の可動域を広げることがポイントです。首の可動域を広げるための動作は、首を前に倒す、後ろに倒す、左右に曲げる、ぐるりと回す、の5つ。ごく基本的な動きですが、日常生活ではあえて動かすことはあまりありません。首のストレッチは休憩時に座ったままでもできるので、意識して行うようにしましょう。

凝り固まっている首をじんわりとゆるめていくストレッチ

ストレッチだからと、凝り固まっている首を激しく動かすと、かえって痛めてしまう可能性があります。首の可動域が狭くなっている場合は、次のようなストレッチを行いましょう。

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右の肩を持ち上げ、顔を左上方に向けます。顔を動かさないまま、右肩をゆっくりと回して、耳に近づけたり遠ざけたりします。次に、顔を左下方に向け、右腕の肘を曲げておきます。さらに首を左下に倒していきながら、右肘を下に伸ばしていきましょう。右の首から肩にかけての筋肉が伸びるよう、ゆっくりと5秒ほどかけて行います。逆の肩と腕でも同様の動作をします。

首の動く可能な範囲で行い、気分が悪くなるようなら、ストレッチを中止しましょう。

タオルの助けを借りて首周辺の筋肉を動かすストレッチ

筋肉のコリにはストレッチがいいとわかってはいるものの、なかなか気が進まない。そんなときには、タオルを使ったストレッチで、楽に首周辺の筋肉を動かしましょう。タオルは肩幅より少し長めの帯状に折りたたんでおきます。

タオルの両端を左右の手で握り、後頭部に添えるようにピンと張ります。正面を向いて息を吸い、その息を吐きながら頭を後ろに倒しましょう。両手で持ったタオルに後頭部が寄りかかるような状態です。そのまま10秒静止したあと、正面に向き直ります。これを5回行います。

次に、後頭部にあるタオルを両手で前に引き、息を吐きながら首を前方に倒します。おへその辺りを見るような姿勢を、10秒間保ちましょう。この動作も5回繰り返します。

まとめ

現代では、スマホは日常生活と切り離せない関係になっています。姿勢や首のコリの改善が一時的なものとならないよう、首ストレッチは、継続することが大切です。首ストレッチを、朝晩や休憩時、風呂上がりの習慣として、姿勢も健康も整えていきましょう。

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