スラリとした太ももは多くの女性にとって憧れであり、目標としている人も多いものです。
でも筋肉のつきやすいふくらはぎは正しいケアを行っていないと、あっという間にたくましいフォルムになってしまいます。
美脚を作るために欠かせないふくらはぎのストレッチ方法とポイントを知っておきましょう。
第二の心臓とも呼ばれる大切なパーツなんです
ふくらはぎが筋肉やむくみで太くなってしまうと、特にスカートを履いたときのスタイルに大きな影響が出るため、気を配っている女性は多いのではないでしょうか。
しかし実はふくらはぎの状態をよくすることは、見た目の問題だけでなく健康上でも大きなメリットに繋がっていきます。
心臓は血液を全身に送り出すポンプの働きを担っていることは有名ですが、ふくらはぎは逆に、役目を終えて不要になった血液や蓄積した老廃物を下半身から上半身へ流し戻すポンプとしての役割を担っています。
筋肉疲労でパンパンに張ってしまったり、血液やリンパの流れが滞り循環システムが働いていなかったりするふくらはぎはこの第二の心臓としての働きを全うすることができなくなり、更なるむくみや張り、場合によっては痛みや他のパーツへも影響を及ぼしてしまうのです。
立ち姿勢で行うふくらはぎストレッチの方法とコツ
最小限のスペースで行える、立ち姿勢のふくらはぎストレッチをご紹介します。
1.足をそろえて立った状態から、片足だけをまっすぐ後ろに引きます。このとき開く幅が大きいほどストレッチの効果はアップします。
2.両足のかかとを床にしっかりとつけた状態で、ゆっくりと前足の膝を曲げてふくらはぎの上部をストレッチしていきます。もし上体がフラつくようなときはテーブルや壁に手を添えて支えましょう。
3.次に後ろ足の膝もゆっくりと曲げてみてください。ふくらはぎ下部のストレッチに切り替わります。
4.体勢を戻し、前後の足を入れ替えて2と3を繰り返します。
オフィスでも自宅でも手軽にできるのがポイントです。
むくみや張り、冷えや疲れを感じたら実践してみてください。
床に座ってできるふくらはぎストレッチのやり方とポイント
寝起きや就寝前などにしっかりとふくらはぎのケアを行いたいというときにお勧めのストレッチはこちらです。
1.膝をそろえて伸ばした状態で床に座ります。
2.つま先を両手で掴むように上体を倒していきます。つらい場合や届かない場合は足先と指先をくっつけるような意識で可能な範囲で近づけたり、タオルを足裏に引っ掛けてサポートしたりします。
3.背筋を伸ばすように意識しながら、ゆっくりと息を吐ききってください。
余裕があれば、開脚した状態で座り左右それぞれの足先に向かって上体を倒していく方法も試してみてください。
まとめ
ふくらはぎの筋肉が凝り固まっている状態だと、ストレッチをしても思うように筋が伸ばせないかもしれません。
しかし無理に動かしてしまうと筋を痛めるなどのトラブルに繋がる可能性もありますから、痛みを感じない気持ちの良い範囲で行うようにしましょう。