座ったままでも大丈夫!オフィスでできるオススメ簡単ストレッチ

スポンサーリンク

座りっぱなしや立ちっぱなし、階段の上り下りなど身体の同じ部位ばかりを使ってしまい疲労が偏ってしまっているという人は意外と多いものです。
そんな状態を放っておくと思わぬ不調を引き起こしたり、痛みをともなう張りが慢性化してしまったりしますよ。

筋肉の凝りや疲労を解消せず溜め込んでしまうと、様々な不調を引き起こす原因となる可能性があります。
たとえば目や首、肩の凝りは頭痛や肩の痛みを発症することで有名ですが、それだけではなく腰痛やめまい、不眠などの症状に繋がるリスクもあることが指摘されています。
他にも足先の凝りは血行の不順から冷え性を引き起こしたり、腰の疲労は腰痛や自律神経の乱れに繋がったりもします。
月に何日も頭痛が起こり薬を手放せない、肩や首が常に張っていて左右のバランスがおかしい、些細なことでイライラしてしまうことが増えた、疲れているのになかなか寝付けない、といった不調に少しでも心当たりのある方は、筋肉の凝りや疲労が要因かもしれません。

筋弛緩法で場所を選ばない簡単時短ストレッチにトライしましょう

凝りや張りといった症状を感じる人は、筋肉をうまくリラックスさせることができず常に力んだ状態を続けてしまっているものです。
休まる暇のない筋肉は疲れてしまいますから、少し意識して力を抜いて、ほぐしてあげるストレッチが必要になります。
筋弛緩法ストレッチとは、あえて一度筋肉に力を入れて縮め、5~10秒ほどその姿勢をキープした後に全身の力を抜きリラックス効果を高める方法です。
いきなり脱力ポーズを取るよりも、一度ほぐしたい筋肉に力をこめて意識を向けてあげるほうが、上手に緊張をほぐすことができると言われています。
この筋弛緩法の大きな長所は、一人でできること、いつでもできること、どこでもできること、の3点です。
特に、座ったままでも、立ちながらでも、横になった状態でもできるオールマイティさは、他のストレッチ法にはなかなかないメリットではないでしょうか。

スポンサーリンク

気になる部位ごとに筋弛緩法のやり方をご紹介します

先ほども紹介したように、筋弛緩法の基本的なやり方は「5~10秒ほど力を込め、その後10~20秒ほどリラックス状態をキープ」するだけの簡単なものです。
では、身体のパーツごとに具体的なストレッチ方法を見ていきましょう。

・首の筋弛緩ストレッチ

背筋を伸ばして姿勢を正したら、首を前にゆっくりと倒し組んだ両手を頭の後ろに添えて軽く押していきます。首は反発するように両手を押し上げ、そのまま5~10秒キープします。できたら両手を放し、首の力を抜き、脱力ポーズを10~20秒取りましょう。

・肩の筋弛緩ストレッチ

背中をまっすぐにした状態で両肩を持ち上げ、5~10秒キープしてください。次にストンと両肩の力を抜き、そのまま10~20秒リラックスしましょう。2,3回繰り返すと特に効果アップです。

・腰の筋弛緩ストレッチ

ゆっくりとおへそを前に突き出すようなイメージで腰をそらせ、気持ちのいいところでストップし5~10秒数えます。全身の力を抜き脱力状態を10~20秒取ってみてください。左右斜めにも行うと腰全体がほぐれます。

まとめ

手のひらや顔、足先やふくらはぎなど、全身の筋肉で筋弛緩ストレッチは応用できます。
つい癖や習慣で力を入れてしまうパーツというのは誰にでもあるものですが、気がついたときに意識してリラックスの機会を作ってあげるよう心がけてみてくださいね。

スポンサーリンク