バスケットボールの基本ルールをおさらいしよう【ファール・トラベリングなど】

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スポーツ観戦はルールを全部知らなくても、地元の贔屓のチームを応援したり、点が入ったら大騒ぎしたりと意外にワイワイ楽しめるもの。

でも友達や彼に連れて行かれるにつれて、その競技のことをもっと知りたくなってきませんか?

今回はバスケットボールのルールについて簡単に解説します。

バスケットボールは学校の授業でもありますし、日本ではわりとメジャーなスポーツなので、全くやったことはないという人は少ないかもしれません。

5人1チームで2つのチームが対戦し、1つのボールを奪い合い、相手チームのリングにシュートを入れた得点で競い合うスポーツです。

バスケットボールのルールは、基本的にJBA(日本バスケットボール協会)が発行しているルールブック(競技規則)に準じます。

このバスケットボールのルールブックは随時改正されるため、こまめにチェックしましょう。

http://www.japanbasketball.jp/referee/rule2019

試合時間

試合時間は40分です。

サッカーやラグビーのような前半後半という分け方はなく、10分を1単位(ピリオド)として4ピリオド戦います。

ピリオドの間にはそれぞれ短い2分のインターバル、第2と第3ピリオドの間だけ10分のインターバルがあり、休憩や作戦タイムの時間になります。

ちなみに、ミニバスケットボール(ミニバス)の場合は5分を4ピリオド、中学生の場合は8分を4ピリオドになります。

延長する場合

4ピリオド終了時に同点だった場合は、2分間のインターバルを経て延長戦へと突入します。

バスケットボールは同点で終わることはなく、必ず決着をつけて終了します。

延長戦は5分間です。その5分間でも同点の場合は、また2分のインターバル後に再度5分間戦い、勝敗が決まるまでこの繰り返しをします。

得点はどうやって決まる?

通常のゴールは2点ですが、3ポイントライン外からのゴールは3点になります。

相手チームが反則をした時に与えられるフリースローでゴールした場合は1点が入ります。

ファウル(反則)

バスケットボールのファウルには「テクニカルファウル」と「パーソナルファウル」の2種類があります。

テクニカルファウルとは、審判への暴言や選手、コート外にいるコーチや選手による違反行為のことを言います。

それに対しパーソナルファウルは、試合中に起きる選手同士のトラブルのことです。

代表的なパーソナルファウルは下記のようなものがあります。

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プッシング

手や体を使って相手を押してプレーを妨害することを「プッシング」といいます。

ホールディング

腕やユニフォームをつかんで、相手プレーヤーを倒したりプレーを妨げることを「ホールディング」といいます。

5ファウル

1人の選手が試合中にファウルを合計で5つしてしまうと「5ファウル」となります。

5つ目のファウルを犯した時点で退場となり、他のプレーヤーと交代しなければなりません。もちろんその後試合に復帰することはできません。

バイオレーション

バイオレーションとはファウル以外の違反行為のことです。

バイオレーションをしてしまうと、ボールの所有権は相手チームに移り、バイオレーションの起こった場所から最も近い場所のライン外からスローインをしてゲームを再開します。

バイオレーションには時間制限やボールの扱い方など数多くの種類がありますので、よく試合で見かける主要なバイオレーションをいくつか紹介します。

ダブルドリブル

ドリブルを止めた後に、再度ドリブルをする行為を「ダブルドリブル」といいます。

ダブルドリブルをしてしまうとサイドライン外から相手のスローインとなってしまいます。

24秒ルール

ボールを持っているチームは、24秒以内にシュートしなければいけないというルールです。

試合運びをよりスピーディにするためのルールです。

8秒ルール

ボールをバックコートでとった場合、8秒以内にボールをフロントコートに入れなければいけないルールです。

時間を稼ぐ為にバックコートでボールを回し合うということを禁止しています。

トラベリング

ドリブルをせずにボールを持って3歩以上歩くと「トラベリング」になります。

ボールをもらった勢いで足が動いてしまったというような場合でもトラベリングと見なされるので注意が必要です。

あとは試合を見ながら学ぼう

ファウルやバイオレーションが起きた時、試合は止められ、審判の指示に従う事になります。

バスケットボールはスピーディーな試合運びが魅力のスポーツです。

それぞれのルールはバスケットボールのプレーを緩慢にすることを禁止しています。

ファウルやバイオレーションといった難解なルールが理解できないのは最初のうちは仕方ありません。

試合を楽しみながら「今のプレーはどういうこと?」と周りに聞いてみるのもいいでしょう。

近くにいる誰かがきっと想像以上に詳しく解説してくれるはずです。

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