NBAの”キング”のポジション!スモールフォワード向けの上達法を紹介

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バスケットにおけるスモールフォワードはチームの要となる選手であり、特に圧倒的な得点力が求められてきました。

しかし、近年ではディフェンスを武器にした選手も多く、必ずしもオフェンスが得意な選手だけのポジションではなくなってきています。

今回は、そんなスモールフォワードの役割や動き方、練習方法などを踏まえて、試合で活躍できるスモールフォワードになるための上達法を紹介していきます。

バスケにおけるスモールフォワードとは?コートでの役割

スモールフォワードは英語でSmall Forward、日本では3番ポジションとも呼ばれ、主に得点を取ることを期待される選手です。

身長はメンバーの中で中間、もしくは少し高い選手がこなすことが多いですが、必要な能力を持っていれば身長は関係ありません。

得点力のほかに、リバウンドへの絡みやエースストッパーなどの役割を任せられることが多く、オールラウンドな活躍が期待されるポジションです。

スラムダンクではあの人気キャラクターのポジション

バスケット漫画「スラムダンク」では湘北高校の流川楓や、山王工業の沢北栄治がスモールフォワードのポジションです。

この2選手からも分かるように、スモールフォワードは「エース」が多いポジションとも言えるでしょう。

現在のNBAを席巻する選手たち

漫画の世界だけではなく、NBAでもスモールフォワードには多くのエースが揃っています。

NBAの”キング”と言われるレブロン・ジェームズ、2018年NBAファイナルMVPのケビン・デュラント、リーグNO.1ディフェンダーの呼び声高いカワイ・レナードなどなど、そうそうたるメンバーがスモールフォワードとして活躍しています。

スモールフォワードに求められる動き方と活躍するコツ

スモールフォワードに求められる動き方は?

スモールフォワードはエースポジションとして万能な能力が求められるため、さまざまな動き方ができないといけません。

こと得点に関しては、「チームを背負う」くらいの気持ちを持って臨みましょう。

1on1

試合で活躍できるスモールフォワードになるために上達させたいスキルが「1on1」です。

アウトサイドからの1on1はもちろん、相手が自分よりも小さければインサイドでも勝負します。

1on1からフリーの味方選手にパスが出せれば、1on1がより効果的になります。

味方への合わせプレイ

自分がボールを持っていない時も、常に得点が取れるような動きができると理想的です。

味方選手のドライブやポストアップに合わせて、リングに向かってカット(パスをもらう動き)ができると得点力が広がります。

速攻の先頭を走ろう

速攻でのフィニッシュもスモールフォワードの大事な役割です。

速攻では先頭もしくはウィングを走って、ファウルを貰ってもレイアップを決めきれる力が求められます。

ディフェンスでは相手エースとのマッチアップも

また、ディフェンス面でも活躍できると試合で重宝されます。

コートの中で大きい選手にも小さい選手にもつくことのできるスモールフォワードは、貴重な存在です。

近年のNBAでは”エースストッパー”的な役割のスモールフォワードも増えてきています。

必要によってはシューティングガードやパワーフォワードの役割も担う

オールラウンドな役割を活かし、チームに足りない部分を補うこともあります。

特に、シューティングガードやパワーフォワードの動きが出来ると、スモールフォワードのプレイも幅が広がります。

チーム状況によってキャッチ&シュートを多くしたり、リバウンドに入る回数を多くしたりと、コート上で足りない部分が把握できると味方にとって心強い存在になります。

スモールフォワードとして活躍するコツとは?

ここでは、スモールフォワードとしてオフェンス面で活躍するコツを紹介したいと思います。

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ジャンプシュートを極めよう

バスケットにおいて一番難しいとされるのが、3Pラインから少し内側に入ったところのジャンプシュートです。

決めきるのも難しいですが、同時に相手にとってもシュートかドライブか迷う位置です。

この距離のジャンプシュートが得意になると、かなり強みになります。

マッチアップする相手の弱点を見つけよう

得点を取るには、相手の苦手なところをついていくのも重要です。

相手が自分よりも小さければポストアップ、スピードが遅ければドライブで抜いていくなど、常に「相手より自分が勝っている部分」を意識して勝負すれば、それだけ1on1の勝率は上がっていきます。

どうしても勝てない相手の場合は、スクリーンなどでマッチアップを変えるのも手です。

1on1が苦手ならコーナースリーで得点を

ディフェンス面で買われ、スモールフォワードに起用される選手もいます。

オフェンスの1on1が苦手であれば、コーナーでの3Pを練習しましょう。

味方が合わせやすく、またレイアップやダンクの次に期待値が高い(得点と成功率を加味した値)シュートと言われているので、身につければ大きな武器になります。

スモールフォワードに効果的な練習

スモールフォワ―ドに必要な能力を身につけるには、やはり1on1の強さを磨くことが重要です。

ここではスモールフォワードが上達させたい1on1スキルの状況別練習メニューを紹介します。

他のポジションの選手との1on1

得点力の幅を広げるためにも、他のポジションの選手たちから技を盗みましょう。

また、ディフェンスとしてもスピードがある選手や、パワーのある選手と1on1をすることによってディフェンスのレベルアップも図れます。

トップ&コーナーでの2対2

トップとコーナーに別れて2対2をします。

トップのディフェンスはなるべく味方のいる方向にドライブさせて、味方のヘルプをうまく使います。

逆にオフェンスはヘルプが来るのか、来るフリなのかを判断して、レイアップかパスを判断します。

密集地帯からレイアップにいく、パスからのコーナー3P、ディフェンスの判断の練習になります。

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まとめ

スモールフォワードに特に求められるのが、「1対1の強さ」です。

できればオフェンスが上手いのが理想ですが、ディフェンスで相手エースにつけるのであれば、確実にチームに必要となるでしょう。

いろいろな人と1on1をして、さまざまな得点力やディフェンス能力を鍛え、チームにとって欠かせない選手(スモールフォワード)になりましょう。

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バスケ上達
この記事を書いた人
俵谷 龍佑

前職では、大手広告代理店にて百貨店や出版社のリスティング広告を担当。

前職で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。

執筆テーマは、睡眠、お茶、経営、マーケと幅広い。
現在はライターのみならず、音楽イベントコミュニティ「MUSICROWD」の運営、野草茶研究家など、多岐にわたる分野で活動中。

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